60代シングル女性の実話です!その女性はMさん。
65歳になれば年金が支給され、バイトでもすれば何とか生活はしていけるだろう…でもね?若い頃に恋愛はしたけど、ずっとこのまま一人なの私?
Mさんは50代後半で大手婚活会社に登録、何人か紹介はされましたが、どうもなんだか違う…。希望の伝え方を間違えたのかしら?と悩み始めていた。
顕著な例が起こった。都会的で話の面白い男性に出会った。順調にデートを重ねるも、具体的な話になった時、男性の人となりが現れた!互いの親は存命、その男性は「あなた妹さんいたよね?あなたの両親は彼女に任せ、僕の母親のことだけ考えてほしい」と。
Mさん「妹はお嫁に行ってるし、私が長女なので」。男性「じゃ、施設に入ってもらえば?」。
Mさんの両親は元気だし、施設に入れる大金はない。さらにその男性「え、その年なのに貯金ないの?」。Mさんは心の中でブチ切れた。この人は互いの接点を見つけようともしない。ご自分だってお姉さまいるし、私の親より高齢なお母様に、それこそ施設に入ってもらう発想はないの?何よりも思いやりのある言葉は使えないの?…。彼女は静かに言った。「残念ですが、貴方の理想通りに私はできないようです」。
そして思った、気持ちの優しい、心通じる男性と生きて行きたい、と。
婚活会社を変えたのは還暦を過ぎていた。担当のカウンセラーはとにかく熱心だった。同い年の男性を紹介され、朴訥とした人柄にひかれた。その間、彼女は両親を見送り、母親の一周忌を待ち入籍した。新郎新婦とも前期高齢者になっていた。
今は趣味の合う旦那様と仲良く、お姑さんともぶつかり合いながらも楽しく暮らしてるとのこと。

中高年の婚活に親の介護は切っても切れない問題。Mさんの場合、入籍したお相手は、ご両親を見送る少し前に出会ったのがタイミング的に折り合ったのかもしれない。でも、50代で出会ってたとしてもこの彼なら尊重してくれたような気がする。
